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ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (rec.1928) WING/WCD-37(日) |
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ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (rec.1941) PREISER/MONO90121(輸) MUSIC & ARTS/CD-897(輸)2CDs WING/WCD-37(日) | ||
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ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (rec.1950/2/2) TAHRA/TAH 214-215(輸)2CDs LIVE MUSIC & ARTS/CD-896(輸) KING SEVEN SEAS/KICC-2022(日) CONCERT/CON023(輸) | |||
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クナの「驚愕」は現在7枚のCDが確認できている。その内、CENCERTと言うレーベルのCDは小生所有していない。また、MUSIC & ARTSのCD-897は相変わらず見つからない(^ ^ ;。紛失するわけはないのだけど・・・ 1928年盤は、日本の歴史的音盤の発掘レーベル、WINGから「軍隊」をはさんで1941年盤と1枚のCDに収録されている。1928年盤は元々持っていなかったので、これは貴重な録音。
1941年盤として出ているPREISER盤やMUSIC & ARTS盤(前述通り、行方不明)と同一演奏なのか聞き比べたが、あまりの音質の違い、若干のテンポの違い、またスリーブに記載されている78回転盤SP番号の違いなどから、別の録音の可能性もあった。
1950年盤は、全て同じ録音だろうと思っていたら、TAHRA盤は他のCDの録音とは異なる。まず、TAHRA盤は寒い季節でのコンサートだったことが如実に分かる咳だらけの音だが(それも、どの咳もかなり大きな音)、他のCDからは咳はほとんど聞こえない。モノラルテープから、咳だけ消去することはまず困難である。では、TAHRA盤以外はノイズがないのかというと、第1楽章87小節当たりから「ブーン」と飛行機が飛んでいるようなノイズが確認できたので、ノイズをスポイルしているのではなさそうだ。TAHRA盤は絶えずコンサートホールの外を車が走っているようなノイズは聞こえるが、同一箇所から飛行機のようなノイズは確認できなかった。さらに第3楽章40小節めの第1音で、TAHRA盤ではファゴットが音を外しているが、他のCDではまともだ。また同箇所でTAHRA以外のCDでは、車のノイズが明確に聞き取れる。演奏も細部で異なっている。
いろいろ聞いてみて驚いたのは、3種類と思っていたクナの「驚愕」の録音が、なんと4種類あるということだった。 こと、「驚愕」あたりになると、CDの数も多いし名演も多い。その中でこれはと思うのは、DECCAのモントゥー指揮ウィーン・フィル盤、Berlin Classicsのヨッフム指揮シュターツカペレ・ドレスデン盤、小生大好きなPHILIPSのコリン・デイヴィス指揮コンセルトヘボゥ盤か。モントゥー盤はウィーン・フィルの演奏とも相まって、非常に美しい演奏。ヨッフムの「驚愕」では、DGではその音質があまり好きではなかったが、Berlin Classics盤はオーケストラの音色、美しく長めの残響音など、渋めの演奏だが素敵なハイドンだ。また、デイヴィス盤は廉価盤でも目にするようになったが、その推進力とおもいっきりの良いフレージングで、ロンドン・セットは是非揃えておきたい演奏群だと思う。 あと、感心したのはショルティ指揮ロンドン・フィル盤で、これは弦楽器のレガートなどちょっとラフな面もあるが、美演だった。第2楽章は清々しい爽快感がある。 残念ながら、小生にとってリファレンスとなるべきクレンペラー盤は、知る限りでは「驚愕」は残されていない。 第1楽章 1928年盤はそれほどテンポは遅くはない。弦楽器の独特のテヌートが魅力的。少し素っ気ない表情ながら、経過句によっては人なつっこさも聞くことができる。18小節から106小節の繰り返しも律儀に守られている。21小節からトゥッティで流れるようなヴァイオリンが奏でられるが、目にも止まらぬスピードで、段々と速度が増して行く。当時のオーケストラの名技性を誇示するようで面白い。 1941年盤は繰り返しなし。テンポは1928年盤よりも落ち着いている。 1950年盤は、更にテンポが遅く、スケールが大きい。低域の充実が素晴らしく、「驚愕」からその凄みを引きずり出すような印象すらある。
第2楽章
第3楽章
第4楽章 まず、クナの「驚愕」では1950年ライヴのTAHRA盤が一番面白い。その後は、やはり1950年録音のKING盤だが、残念ながら入手しにくい。ほぼ同じ音質のMUSIC & ARTS盤でも構わないとは思う。小生、前述の通りCONCERT盤は聞いていないので分からない。 1928年盤や、1941年盤はその音質などから、やはりクナ・マニア向けだろう。演奏そのものは非常に面白いのだが、全てのCDで高域にホワイトノイズが盛大に被っているので、それを我慢できるひとにしかお薦めできない。
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