S.M.S.L PL200でケルテス ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」の古いCDを聞く

新しいCDプレーヤーとSTAXのイヤースピーカーで、いろいろ古いCDを引っ張り出して聞いてみる。
その中に、ケルテス ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」があった。
ウィーン・フィルとのセッション録音で名盤の誉れ高い。
このCDは、LP時代からDECCA盤をレーベルはLONDONにして国内販売していたキング・レコード盤。
なんだかブックオフで500円とか、もっと安く売られているような雰囲気だな。
価値の分からない人には、単に古臭いだけのCDだろう。
レーベル面も、なんだかとっても懐かしい。
キング・レコードは、わがクナッパーツブッシュを含めてLP、CDが家にたくさんある。
オリジナルの英国盤LPに比べて、どちらかと言うと箱庭的なマスタリングが特徴ともいえる。
ものによってはLPであれCDであれ、ステレオではあってもイコライジングカーブを変えた方がいいものもある。
でも国内盤しか手に入らない頃、そしてカーブ可変など思いもよらない頃は、それで普通だと思っていた。
で、この古いCDを新しいCDプレーヤーで聞いてみると...おお!という新しい音がする。
例えばJR-SOUNDや、AURORASOUND、BAKOON PRODUCTSのさまざまな製品のような、耳の良い製作者が作ったオーディオ製品のような音がするのだ。
これは古いと思っていたCDが蘇る。
いろいろ古いCDを聞く楽しみが増えた。

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