
現在、新しいCDプレーヤーが来てエージング中。
値段の割になかなかの音がするが、もう少し聞いてみよう。
それに、これまた廉価版のDACを注文してあるので、それを繋いで聞いてみたいとも思う。
高齢者の貧乏オーディオは、あれこれ工夫をする楽しみとともに、頭の体操の意味もある。
ボケっちゃったらそんなこともできないわけだし(^^;。
S.M.S.L PL200のスタートキーがちゃんと動作してくれていればよかったのだが...。
しつこい?
でも、あの音はなかなか良かっただけに残念至極。
では本題(^^)。
朝や昼間は、何かの仕事やブログなどでシリーズ記事を書いているとき以外、ワーグナーのオペラやブルックナー、マーラーの交響曲は好きだが、あまり聞く気がしない。
クナッパーツブッシュのあれこれや、昔、雑誌の連載があった時はそんなことは言ってられなかったが。
では、普段の朝や昼間は何を聞いているのかと言うと、ラジオを聞いていないときは、たいていはバロックやロココ。
バロックやロココと言っても宗教曲やオルガン、オーケストラを聞くことはめったになく、チェンバロやピアノ独奏、室内楽ばっかりだ。
たまに声楽曲も聞くけど。
バロックでは数年前コレッリの魅力にはまり、CDをあれこれ集めた。
大概は何かの作業中のBGMなので、LPレコードよりも、盤面をひっくり返さなくても済むCDの方が助かる。
サブスクで曲目を選択するために、パソコンのディスプレイとにらめっこをしなくても済む。
Brilliantと言うレーベルは、歴史的音源から新しい音源まで、CDをセット物にして廉価販売をしてくれているありがたいレーベルだが、今も輸入されているのだろうか?
コレッリの10枚組全集は、その室内楽や管弦楽曲が全部入っているので重宝している。
演奏者に、日本ではバロック・ヴァイオリンの先駆者でもある山縣さゆりさんの名前も見える。
その音楽はどれもふくよかで美しく、刺激的に突き刺さることがない。
緩徐楽章のやわらかな響きにはうっとりする。
頭の中を音楽だけに支配されたくない時、でも、その中で、音楽に浸りこみたいときもあるしな、で、集中しても聞けるということでは、コレッリのような音楽はうってつけのような気もする。
そう言えば、バロックでは一時期テレマンやヴィヴァルディを集めたこともあったが、今ではコレッリを聞くことの方が圧倒的に多くなってしまった。
Brilliantの全集以外のCDもいろいろ手元にあるし...。