
今から20年以上前になってしまったのか、東西ドイツに分断されていた時代の東ドイツのレーベル、ドイツ・シャルプラッテン(Deutsche Schallplatten)は日本では徳間音工がLPやその後にCDをリリースしていた。
この、ベルリン弦楽四重奏団によるモーツァルト弦楽四重奏曲集はETERNAやBERLIN CLASSICSでCD化されたことがあったのかどうかは知らないが、徳間時代の最後の方でフェルメールの絵画をあしらったジャケットのCDがシリーズで発売された。
1枚1000円の廉価盤だった。
そのうちの何枚かを買い求め、今でも小生の愛聴盤になっている。
演奏も素晴らしいが、何より音が良い。
ドイツ・シャルプラッテンの録音は、CDではいろいろとETERNAやBERLIN CLASSICSでリリースされたり、日本ではキング・レコードが再発売したことがあるが(ベルリン弦楽四重奏団によるモーツァルト弦楽四重奏曲集がリリースされたかどうかは知らない)、なぜだか一番安心して聞いていられるのが徳間音工のCDだった。
今、聞いても瑞々しい音で、しかも深みも逃していない。
フェルメールの絵画による廉価盤シリーズでは弦楽四重奏曲全集になっていないが、ベルリン弦楽四重奏団の演奏は非常に素晴らしい。
家には何種類かのモーツァルト:弦楽四重奏曲全集や選集のLPやCDがあるが、その中でも録音の良さと演奏の質の高さでは、小生が一番聞くことの多い選集かも知れない。
ドイツ・シャルプラッテンのモーツァルトの廉価盤シリーズはフェルメールの絵画が目印なので、見つけたら「買い」だな。
たぶん、元が安いから、中古屋さんではバーゲンの餌箱に入っていることが多いと思う(最近は中古屋さんもご無沙汰してしまっているが)。
こういう優秀な演奏録音は、もうあまり聞けなくなってしまったのか。
うーん、もったいない。