
小生は一時ハイドンの音楽にはまり込み、交響曲から室内楽、オラトリオやミサまでいろいろと買い漁ったことがある。
このCDは、その時に中古で見つけたCDだったと記憶している。
ジャン=ピエール・ランパルのフルート、アイザック・スターンのヴァイオリン、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのチェロで「ロンドン・トリオ」とディヴェルティメント。
ハイドンの室内楽は楽想に影を含んでいることは少ないから、日本ではあまり人気がないかも知れないが、そのなんとも幸福な音楽に浸っていると、一時的にはせよ世間の憂さが忘れられる。
オペアンプを換装した新しいDACで聞くと、その録音の良さと言うか、透明感のある音に驚いた。
だいぶエージングが進んだみたい。
このCDは、SACDでもHQCDでもHDCDでもSHM-CDでもMQAでもなく(なんでこんなにいろいろあるんじゃ?他にも何かあったっけ?)、普通のCDで、しかもインレイの裏面を見ると、CD黎明期のCBSソニー初期盤で定価3,800円とある。
値段が非常に高かったころのCDなのね。
たぶん、その値段では当時スルーしていたと思う。今もか...(^^;。
SACDやMQAで聞くと、また違った音に聞こえるのかも知れないが、この通常のCDでも機器を工夫すれば、驚くほど上質の音で音楽が聞ける。
このCDは、今でいえばコストパフォーマンスがあまりよくなく、40分ほどしか収録されていないが、その40分間は極楽そのものだった。
繰り返しになるが、新しい機器で聞いたその透明感のある音は、実に素晴らしかった。