小生の新しいおもちゃ、城下工業株式会社（SoundWarrior）の、SWD-CP1という小型のCDプレーヤーと、FX-ADIOのDAC-SQ5J+。
SoundWarriorは長野県上田市にあるオーディオメーカーで、ヘッドフォンで知っている人はいるとは思うが、イメージとしては地味なメーカーかな？
CDプレーヤーを作っているとは思わなかった。
たまたま、amazonで「CDプレーヤー」で検索、かなりのページをめくったところに、地味に鎮座していた。
SoundWarriorのCDプレーヤー？？？
実は、前にこのメーカーの商品を中古で預かって売ったことがあり、なんだか懐かしくなって、思わずポチってしまった。
値段は６万円と少し。
販売サイトによって値段が少し異なる。
決して安くはないが、高くもない。
知り合いの代理店に頼めば、もう少し安く買えたのではないか？．．．と、気が付いたのは届いた後だった。
馬鹿だなオレ。
SoundWarriorのヘッドフォンが1台家にあるので（何かのサンプルだったか）、どんな音だろう？と聞いてみたら（今まで聞いたことがなかったのね^^;）、好みはあるだろうが、あまりよくない。
というか、小生の音の好みからは程遠い。
うわ！SoundWarriorの音のリファレンスがこの音だとしたら、これは困ったことになった、しまった！失敗したクチかな？．．．、と思っていたが杞憂で、届いたCDプレーヤーの音は、少しポップス寄りの音造りながら悪くはなかった。
まあ、一安心。
でも、少し音が軽いかな？
あ、そうだ！今まで懸案になっていたDACに繋いで音を聞いてみよう、でも、ハイエンドの製品を買う余裕と言うか、その気はない。
何かないかと探したら、FX-AUDIOのDAC-SQ5J+と言うのが目についた。
Yahoo!ショッピングストアのFX-AUDIOサイトでも、1万3千円ともう少し（ただし、送料とAC/DC電源は別）と同内容の製品としては安い。
これもまた販売サイトによって値段が異なる。
FX-AUDIOの製品は中国製だが、日本でディレクション作業や検品をしているし、今もいくつか同社の製品を使っていて、トラブルが全くないので安心できる。
これも電源付き送料無料で新品同様の中古をYahoo!フリマで見つけ、ポチる。
届いて、早速余っていたSAECのCOAXIALケーブルで繋いで聞いてみると（処分したmarantzのCDRレコーダーで使っていた）、少しポップス系の軽めだったSWD-CP1の音が、クラシックやジャズ向きの落ち着いた音に。
そこで更に思い出したのが、家で余っている、同じFX-AUDIOのAC/DC用の中間に繋ぐPetit Susie Solid State + Petit Tankという電源のノイズフィルターのセット。
これをDACに繋いだら、驚くほどクリアな音になった。
SWD-CP1はCDトランスポートになってしまったが、まあいいや。
ハイエンド級の音とは言わないが、雑味のないかなり満足できる音になった。
CDプレーヤー、DACとも今回買った機種を選んだもう一つの理由がある。
それはどちらもヘッドフォン出力が付いていなくて、外部機器への出力専用なこと。
変な色気を出さずに、出力機器に徹していることが「じゃ、買ってみよう」となったことは付け加えてもいいかな？
慣れなければならないのは、SWD-CP1はスロットイン式でトレイ式ではないので、片目しかない小生は、CDを入れる口にCDをちゃんと差し入れるのに、少し苦労をしてしまうところか(^^;。
遠近感がないからね。
でもまあ、しばらくこのセットで聞いてみよう。