
安いDACのオペアンプの換装に味をしめた小生は、さらに突き進むのであった。
以下、分からないひとや、アホかと思っている人はスルーしてね。
実は数年前、stereo誌のムックでLUXMANのフォノイコライザーLXV-OT10を買ったときに、すでにオペアンプの換装は経験している。
今回、まず実験で導入したDAC、FX-AUDIO- FX-05JにOPA1612を換装して大正解だったが、FX-05Jに使うオペアンプは1個だった。
これは現在、リビングのJBL4312に繋いであるオーディオセットで使っている。
ところが、もともとパソコン部屋でメインで使うDACは、FX-AUDIO DAC-SQ5J+なのだが、それには3個のオペアンプが装着してある。
1つを変えるか、2つを変えるか、それとも3つとも変えちゃうか...それに、狙っているオペアンプOPA627AUが結構高価で(と言ってもこれはン千円。ン万円するオペアンプのように高価なものではないが。そういうオペアンプもあるということを初めて知った)、どうしよう?と悩んでいたのだ。
でも、毎日どうしよう?と悶々とするのが嫌で、えいや!と買ってしまった。
何個変えるかと言う問題は、そのオペアンプのレビューを見ていると、「2個変えたけど、3個変えた方が正解だった」と言う意味のことを書いている人がいて、もう悩まない!3個変えちゃえ!で、3個購入してFX-AUDIO DAC-SQ5J+の元のオペアンプから換装した。
いろいろ失敗しながら(^^;。
最後に失敗しない注意点をまとめときます(^^;;;;。
換装して、最初聞いた音の感想は、「なんだこれ?バリの取れていないプラモデルの部品みたい」ということだった。
食べ物で言うと、乾燥してパサパサになってしまった6Pチーズを食っているような感じか。
ステレオ感にも乏しい。
OPA1612は最初から良かったので、「ありゃあ、買い損か。しまった...かな?」とも思ったが、エージングで音が変わる可能性が高いので、しばらくそのまま聞くことにした。
最初に聞いたCDはショルティのベートーヴェン:交響曲第6番「田園」で、こういう音だっけ?状態だったが、他のCDを挟みながらいろいろ聞いていると...驚くほど音が変わってゆく。
商売柄、スピーカーのエージングにはあれこれ付き合い、音が変わるさまは経験豊富だが、オペアンプでこれほど音が変わってゆくとは思わなかった。
それも短時間に。
最初のネガティブな感想はどこへやら、長い間リファレンスで使ってきたAccuphase DP-70の音はもう忘れてしまったが、これはこれで非常に満足して聞ける音になった。
STAXのイヤースピーカー、通常のスピーカーで確認しながら、次々とCDを聞いてみる。
たまにショルティのベートーヴェン:交響曲第6番「田園」に戻ると、最初聞いた時のペラペラの音という感想はどこへやら、非常に高い解像度とスピード感が半端ではない。
音に潤いが出て、ステレオ感もほぼ理想的な状態で左右に広がる。
まだエージングは始まったばっかりなので、これからどういう音になるのか非常に楽しみ。
こういうことをやっているから、いつまで経っても泥沼から出られない(^^;。
以下、FX-AUDIOのオペアンプ、OPA627AUの販売ページ。
例によって、小生が勝手にやっているだけでFX-AUDIOの回し者ではない。
OPA627AU
【オペアンプの換装注意点 ド素人編】
1.オペアンプを換装したい機械は、フロントパネルから外した方がいいか、バックパネルの方からはずし方がいいか、さてまた上下分離式か、図面や内部画像が公開されていれば見ておいた方が良い。小生のFX-AUDIO DAC-SQ5J+の場合、フロントパネルに液晶がある機種で、液晶用のFFC FPCケーブルがフロントパネルに付いている。
この場合、バックパネルを外して少しだけずらすのが吉。
外し方を間違うと、そのケーブルがすぐ抜けてしまって液晶が映らなくなるので要注意。まあ、すぐに差し込み直せばOK。これは他のメーカーも同じ...だと思う。
2.パネルを外すのに、プラスかマイナスのドライバーか、六角レンチかを確認すること。六角レンチの場合、無理にプラスかマイナスのドライバーで回すと、ネジの角を舐めてしまい、最悪外せなくなってしまう。サイズ違いで六角レンチがセットになっているものが売られているので、それを買えば便利。
あ、キーホルダーのリングのようなものにぶら下がっていれば、必要なサイズのものを取り外して使うこと。ジャラジャラつけたままだと、非常に使いづらい。
3.ほかの部品には触らない。
4.換装用オペアンプは既にソケットに入っているものか、別売りソケットがあればそれを使って換装すること。そのままでも取り付け可能なオペアンプも多いが、着けたり外したりしていると、足がひん曲がってゴミになってしまう可能性が高い。ソケットがあれば安心。
ソケットが別売りの場合、足が揃っていなかったりするので「IC ピンそろった」と言う名前の足を揃える道具(そんなに高いものではない)が売られているので、あれば非常に便利。
また、オペアンプや電子部品を取り外す用のピンセットみたいなものが売られているが、あれば便利。ただ、ソケットに入っていないオペアンプは、外した時に足がひん曲がるので、その足を修正しないと次に戻して使おうとしても使えない。まあ、そういうものだとあきらめて換装した方が精神衛生上はよい。
5.オペアンプには向きがある。向きを間違うと、音が出なかったり、ボツボツとノイズが出たり、発熱する場合がある。そういう時は慌てず騒がず、すぐにオペアンプを外して付け直すこと。
発熱は、最悪他の部品を焦がしたりするので、かなりやばいみたい。
以上、簡単な注意点。
自己責任でやってみましょう!無茶苦茶、面白い(^^)。

